タラバガニ

甲幅は25cmほどで脚を広げると1mを超えるものもある大型甲殻類です。全身が短い突起で覆われ、生体は背中側が暗紫色、腹側が淡黄色をしています(茹でると赤橙色になるのは外骨格に含まれるアスタキサンチンのせいです)。5対の脚のうち第1対がハサミ脚で右脚が左脚よりも大きいのが特徴です。

タラバガニは、もともと鱈の漁場に生息することから「鱈場蟹」と呼ばれ、それがそのまま学術上も「タラバガニ」と表記されるようになりました。本来、生物学上はヤドカリの仲間になります。

主に日本海、オホーツク海ベーリング海含む北太平洋とアラスカ沿岸に生息していて、日本で水揚げされるタラバガニの多くはロシア原産、稚内港で水揚げされ、道内は札幌・小樽・函館、さらに全国各地へと輸送されます。

英名では「レッドキングクラブ」と呼ばれ食用として重宝されていますが、乱獲等によって生息数は激減しています。南米沿岸に生息している「南タラバガニ」などとともに、生息地域沿岸では貴重な水産資源として重宝されています。

近縁種には「アブラガニ」「花咲ガニ」などがいます。

 

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